こんにちはMASAです。
秋田県北秋田市の、マタギの里に行ってきたので、
ちょっぴりマタギの世界をご紹介します!
何故にマタギなのか?
むしろマタギって何???
あまり世間的には、知られていない職業ですよね。
簡単にいってしまえば猟師です。
しかし、相手はあの凶暴な熊!
その熊を主に標的にしている猟師が、マタギなのです!。(熊いがいもねらいます)
想像してみてください。
あのとんでもなく獰猛な熊です。そんな熊相手にたたかうのです!!
今回はそんな漫画の中みたいな職業の人たちが、日本にいるんだなってことを伝えてみたくて・・・
題して!
とくとみよ!銀牙-流れ星銀-!を地で行くマタギの世界!!!
を、ちょっぴりご紹介。
おっと失礼!
興奮してしまいましたな・・・
とりあえず、銀牙ってなんじゃ??
そうなると思います。
知らない人は、Wikipediaで調べてみてください。
犬と熊が戦う伝説の漫画なのですが、あの漫画見た世代には、マタギってなんとなくわかると思うのです。
そうです、竹田のじっさまがマタギなんです!
しかも漫画の内容が熱すぎて、見たのは小学生の時なんですけど、夢中になって読んでいたのを、今でもよく覚えています。
そんなわけで今回秋田に来て、漫画の主人公 銀の舞台、奥羽山脈のマタギか、よし!行って見ようじゃないか!となったわけなのです。
もちろん漫画を知らなくても、雑学としてでも、知ってもらえたらなと思います。
すみません、前置きが長くなりました。
1、厳しいマタギの世界は、崇拝する神様も厳しい
やっぱり狩りに出て、生計を立ててるので、信仰は深いのです。
女性の山の神様を崇拝しているのですが、
この神様がちょっとたちが悪いのです。
この女の神様そんなにかわいくなかったのですが、それを気にしてか、ものすごく嫉妬深いのです。
村のおんなの人に嫉妬するから、マタギの人が狩りに出ている間は化粧もできないし、髪も結えない。
要はおしゃれ一切禁止!
マタギの人は狩りに行く前に、冬でも冷たい水浴びをして、奥さんとか彼女の匂いを消さなくてはいけないのです。
2、マタギの世界にも免許があった?
免許というか、大切にしている巻物があったのです。
その巻物があれば、県境(昔は同じ日本でも、自由に国内を行き来できません)
藩境をこえて日本中狩りができたのです。
3、マタギ語がある!?
いったん狩りに山へ入ると、普通の言葉は話してはいけないのです。
マタギ語というのがあって、それで話さなくてはいけないのです。
例えば、
熊=イタズ 火縄銃=シルベ 水=ワッカ
このように全く違う言葉を話さなくてはダメなのです。
うっかり使ってしまうと、水浴びをさせられるので、厳しいですよね(汗)
4、仕方なくクマを標的にしている?
昔(100年)近く前は、カモシカとかサルを狙っていたのですが、国の天然記念物になってしまったので、それ以降は仕方なく、熊を狙うようにしたのだとか・・・
5、狙撃の腕は超一流
やっぱりいくら獲物といっても、苦しまずに死なせてあげたいもの。
熊の頭を一撃で打ち抜く腕と、精神力、度胸をもっているのです。
オリンピックにでたら、金メダルも夢ではないかも知れません。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
小学生の頃、竹田のじっさまって怖いな・・・くらいにしか思ってなかったのですが
マタギの世界を少しでも知ることができたので、その大変さがよくわかりました。
こういう職業も、まだ日本に残ってるって知らなかったですし、ずっと続いていってほしいとも思います。
ちなみに、マタギの人って狩りにいっていない間、チェーンソーアートもやってるそうです。
北秋田市の阿仁地区にいくと道路沿いにおいてあり、そこかしこで見ることができます。
道の駅あに、にも沢山おいてあるので、こちらに来ることがあれば、ぜひ見てみてください。
銀牙-流れ星銀-読みたくなった方は、こちらでどうぞ。