こんにちはMASAです。
皆さん、うしおととらご存じですか?
1990年から1996年の、6年間連載された少年漫画です
90年代、漫画黄金期の時代の漫画ですね。
当時は群雄割拠で、どれも面白い漫画で少年誌はあふれていました。
その中でもとりわけジャンプは、ものすごい勢いでした。
ドラゴンボール、スラムダンク、幽遊白書、ジョジョ(第3部)
ろくでなしブルースetc...
あげたらきりがありません。
ものすごい看板まんがばかりで、その当時私は中学生だったのですが、ジャンプはクラスの男全員読んでました。
漫画は、ジャンプ1強の時代・・・
当時、中学生の私には、ドラゴンボールより好きな漫画がありました。
それは週刊少年サンデーではじまった、個人的超弩級伝説の漫画・・・
うしおととらです!!
なんじゃその漫画??
という人のために・・・
あらすじ
中学生のうしおが、自宅の寺の地下で、槍に貼り付けにされていた化け物(とら)を助けた事から、全国を旅して妖怪退治をしていく。
最初は仲の悪かったうしおととらだが、旅の中でお互いを認め合い、強くなっていく絆も描いている。
最後は人間と妖怪の大連合軍と、白面の者との超決戦!!
ラストまで、あきさせることなく突っ走る展開は、今見ても全く色あせない漫画だといえます!!
そこで今回は・・・
遠野の写真を見ながら、うしおととらの名場面を思いだそう!!
と、しょーもない事を考えたのですが、どうぞお付き合い下さい。
しかし、いるはずです!
私と同じように、うしとらが好きだった人が!
そう!
今、このブログを見ているあなたです!
ブログを見てくれたということは、うしとらを見ていたはずです。
写真でも見ながら、思い出しませんか?
うしおの言葉に共感して、熱くなったあの頃を・・・
とらの男気に涙したあの時を・・・
なーーーんて、ちょっと暑苦し
かったですな(笑)
遠野と言えば、かまいたちと座敷わらしのお話。
どちらも、そうとう泣けるいい話でした。
2部構成でいきますので、最初はかまいたちのお話から・・・
うしおは、お母さんに会うため、飛行機で旭川まで行こうとしてたのが、ふすまに襲われて仙台空港に下ろされてしまうんですね。
そして仙台の街で、かまいたち兄弟に助けを求められるのです・・・
人を突然殺すようになった十郎を・・・倒してくれと・・・・
そんな幕開けでした。
遠野の山奥、かまいたち兄弟の住処は、こんなかやぶき屋根の家でしたね。
うしおと雷信が話をしてる最中、かがりととらはケンカして、とらの腕がかがりに切断されてしまいます。
この時とらは、十郎の気配を感じて、ちょっと油断してしまったのだ。
そこで、いきなり十郎があらわれます!
奇襲攻撃を受け、うしおは顔面を切られ昏睡状態へ・・・
十郎は言います
ずっと俺たちが住んでいた土地を、人間どもが高速道路を作るために、山を切り崩し、木や草や動物たちの居場所を奪う・・・
人間以外のすべてを、追い出すために・・・
人間を殺して殺して殺しまくる・・・
兄貴たちは、指をくわえて見てろ。
実は写真撮影に行ったとき、釜石復興道路の工事中だったの。まあ、無料高速道路みたいなものだね。
そうなのか・・・・ やっぱり十郎の言う通り、木や草や花とか、何もかも無くなってしまうの?
全てじゃないよ。でもやっぱり自然は減ってしまうだろうね・・・
どうして山を壊してまで、高速道路をつくらなくてはいけないの?今のままじゃダメなの?
うん、高速道路ができると物資を運びやすいからね。 東日本大震災以来高速道路のおかげで、人間はみな助かっているんだよ。
でも、自然を壊してるっていうのは事実だから、ずっとこの先、このままではいけないね・・・
うん・・・ みんな仲良くやっていければなぁ・・・・
とらは切れた右腕を遠隔操作。
十郎の肉を引きちぎります。
十郎が凄むと、とらも凄みかえします。
へー来るのかよ・・・ バチッイイイ とらが雷を出そうとして、
かなわないと思い、十郎は去って行きました。
うしおは十郎に切られ昏睡状態のまま目覚めません。
かがりが、かまいたちのクスリならすぐ治ると言うのですが・・・
うしおに使ってやってもいいが条件が。
それは、とらの十郎討伐の参戦。
とらも強がってはいても、うしおのとこが気になって仕方がなく、条件をのみます。
生きたまま食った方がいいかもな・・・と
クスリをつかって、目覚めたうしお。
とらの左腕が無いことを心配して、人間は骨折したらこーするんだといって、当て木をして包帯をまいてあげます。
文句をいいながらも、まんざらでもないとら。
なんでこんなことすんだ?と、とら。
人間だからかな?と、うしお。
この2人の駆けあいが、あってこそのうしとらですね!
なんだかんだ、仲のいい2人。
十郎と最後の決戦。
十郎は山を切り落とし、大きな岩をうしお達めがけて落とします。
雷信とかがりは重機の下敷きに・・・
大岩をもちあげる、うしおととら
十郎おまえも手伝えと・・・ 手伝う十郎。
そのとき工事現場の人間がやってきて、うしおたちに驚きます。
ばけものだぁ! みんなで石を投げて、追い払おうとします。
その時、うしおが
お願いだ!!助けてくれ!!!
その時です
うしおの声を聞いて、人間の一人が助けにいきます!
「俺は人間だから、助けを呼ばれたらほうっておけねえ!!」
このセリフいいですなあ、まさにうしとらの真骨頂!
うん!!なんだか胸が熱くなる!!
他の人間達も、妖怪達を助けようと手を貸してくれます!
人間に助けられ、無事に助かったうしおと妖怪達。
うしおが十郎に言います。
一緒に妖怪が、安心して住めるところを探そう!
わかってくれる人間もいるさ!!
しかし、十郎はうしおにとびかかり、槍に刺されて死んでしまいます。
雷信にいさんやかがりと、ずっと一緒に暮らしたかったなぁ・・・
これが最後の言葉でした。
どうして十郎は、最後にうしおに切りかかったの??
そうだよ!人間にもいい人がいるってわかったのに・・・
十郎は、うしおが一緒に住む場所さがそう!
そう言ってくれただけで、十分だったのです。
ただ、こころの中で人間をゆるせない気持ちが、捨てられないこと。
もう妖怪の安心して暮らせる場所など、とうの昔にないということが、わかっていたからではないでしょうか。
もう後戻りはできないと・・・
遠野ってこんなにも、素敵なところなんだなあ・・・。ずっとこのままだったらいいなぁ
うん! そうだね!!
うーーん、記事を書くためにもう一度漫画を読みかえしていたのですが、やばいです。
号泣です(笑)
中学生の頃は、ほぼバトル漫画としてしか見てませんでしたが、やっぱり今見ると色々考えさせられるし、名作やなあ・・・
と、しみじみ。
その2で座敷わらし編やりますので、おたのしみに!