さすらいの車上生活者のブログ

キャンピングカーで旅をしながら、日々の出来事や思ったことを記事にしています。

君たちはどう生きるかを読んでほしい理由

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こんにちはMASAです。

 

君たちはどう生きるか、という本をご存じでしょうか?

昭和12年に発行された児童書なのです。

 

 

 

何故今更そんな昔の本を・・・

 

当時もすごい人気で、子供から大人まで沢山の人に読まれていた本なのですが、数年前からジワジワと、また人気が再燃してきたのです。

 

哲学的な内容の本ですが、児童向けなので読みやすいのです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君たちはどう生きるか?人生に悩んでいる人にこそ読んでほしい

 

 

こんな人に読んでもらいたい

 

 

1、自分の立てた目標にくじけそう

2、人を信じられなくなった

 

 

 

1、コペルくんの叔父さんの手紙

 

 

物語は主人公のコペル君と、その叔父さんとの掛け合いで、ほぼ進んでいきます。

 

コペル君が見たり、聞いたりして感じたことを叔父さんが、手紙に書いて、説いて導くというような、構成になっています。

 

 

まず冒頭で、主人公の少年がどうしてコペル君と呼ばれるようになったのか?

 

そういうお話があります。

 

 

そこでは天動説と地動説の比較の話をしていくのですが、もうすでにここからこの本に私は引き込まれました。

 

 

天動説は、自分中心の考え方。

地動説は、広い世の中で自分はただの一個人という考え。

 

 

大都会のビルの上から、人間を見下ろしたとき、まるで分子のよう・・・

コペルくんは、そうつぶやきました。

 

そしてビルの上からみている僕も、他人からみれば分子のよう・・・

 

 

地球からみれば、人間なんてなんてことはない、小さな小さな生き物の一つなのです。

 

 

 

本の中でも、特に良いお話が、2つありましたのでちょっぴりご紹介

 

2、貧しい家の浦川くん

浦川君という、クラスの中でもいじめられっ子がいます。

 

理由は浦川君が、授業中いつも寝ていて勉強が出来ない。

 

運動も出来ない。

 

身なりも汚い。

それを気にしてか、いつもモジモジしている。

 

 

そんな浦川君が、学校を休んだのです。

 

 

風邪でもひいたのかな・・?

 

学校が嫌になっちゃったとか・・・?

 

 

じゃあ、お見舞いに行ってみよう! そう思ってコペル君は、浦川君の家へいったのです!

 

 

 

浦川君家は、お豆腐やさんなのです。

 

お見舞いへ行って見ると、浦川君は、お母さんの手伝いをして、お豆腐をつくっていました。

 

病気ではなかったのです。

 

一生懸命手伝いをしていました。

 

 

どうして手伝ってたんだろう? まだ中学生なのに・・・

 

何故なのでしょう? そんな浦川君をみてコペル君が、どう思い、何を感じるのか・・・この先は、実際に本を読んでみてください。

 

大人でも、ハッ!!と気づかされる事が多いですよ。

 

 

 

 

私も浦川君同様、小、中学校といじめられていました。

 

 

家は貧乏でしたし、顔もブサイクだしで、結構学校にいくのが嫌で、家でゲームばかりしていました。

 

 

そのせいか高校で、少し非行に走ってしまって・・・

 

 

でも、浦川君はどうでしょう?

私と同じく自分なんて・・・と思うのか、それとも・・・

 

 

3、友達が上級生にからまれたら助けに入れるか?

 

北見くんという同級生が、上級生にからまれます。

 

 

理由は、コペル君と北見君と他の2人の友達と、計4人で遊んでいて、間違って雪だるまを壊してしまった。

 

 

それは、上級生がつくった雪だるまだったのです。

 

 

北見くん自身ケンカは強いけど、上級生にはかないません。

 

 

北見くんがあやまっても、上級生はゆるしてくれません。

 

 

もともと上級生は、北見くんのことが目障りでした。

 

 

 

他の2人の友達は、怖いながらも、北見くんを助けてやってくださいと、上級生から北見くんをかばいます。

 

 

 

 

 

でも、コペルくんは・・・

 

 

 

怖くて足が動きません・・・・

 

 

 

 

その後勇気を出してかばうのか、それとも・・・・

 

 

 

 

上級生は、こわいよねぇ 体も大きいし。

 

 

コペルくんがこの後どうしたかは、本を読んでみてください!

 

 

私も、同じ様な経験があります。 その時の私のとった行動は、コペルくんと同じでした。 

 

 

 

 

おわりに

いかがでしたか?

 

学生時代、私は良い想い出は、ほとんどありません。

ゲームの想い出しかありません。

 

あの時こうしてればよかったなとか、あの時にもどれないかなとか・・・

 

ずっと後悔の連続で、この先も正直いいことがあるとは思えず、そんな毎日を送っています。

 

 

10代20代で悩んでいる方、まだやり直せる年齢の人!

 

私みたいにならないでください。

 

この本読んだからって、何も変わりません。

 

でも、気持ちがちょっとだけ楽になるかもしれません・・・

 

 

コペルくんのズルさに共感したり、浦川君の環境と自分を比べて、優越感に浸ったり。

 

 

そんなものです。

人間なんて。

 

 

 

でも、いい人もいっぱい、いるはずです。

 

私の、こんなクソみたいな人生でしたが、いい人も少なからずいました。

 

 

私がアホだったのは、そのいい人の優しさに気づけなかったし、邪険にしていたから。

 

本当にアホだった。

 

 

 

すみません、私の話はこのくらいで。

 

 

 

 

 

本当に良い本ですよ。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。