まだまだ、暑いですね!!
こんにちはMASAです。
みなさん題名の
ぶすのこぶっていうお菓子しってますか?
え!?
なんじゃい、いきなりブスとは!
なんて、思わないでください。
この、ぶすのこぶのぶすとは、不細工のぶすとは全然違います。
その昔、この辺に住んでたアイヌの人たちを、ぶすと呼んでいたのです。
こぶとは、そのアイヌたちが好んでいた窪地の事なのです。
ですから、人の容姿の事を言っているわけではないんです。
久慈のお菓子屋さんの社長が、何かいい名前はないかと考えて、そういう名前にしたそ
うです。
ただ知らない人にお土産で渡すと、ちょっと気まずくなりそうですよね(笑)
大きさは、直径6センチくらいでしょうか、ノーマルのものとごまの2種類買ってみました。
両方ともあんこがぎっしりと詰まっていて、甘いけどしつこくなく、口の中に残りません。
ごまのほうは、ふんわりとごまの風味と、甘さをおさえたあんこがベストマッチング。
どちらも何個でも食べちゃうようなおいしさです。
ところで、アイヌの人たちもこういったお菓子をたべているのかと思い少し調べてみました。
ポッチェイモというじゃがいもを原料とし、自然発酵させ乾燥、保存食のようにして食べるというものがありました。
またかぼちゃを使用したラタスケップというサラダのようなデザート。
かぼちゃと豆 とうもろこしを煮込んだもののようです。
このように、砂糖などを使用した甘いものではなく、食材そのものの甘さを引き立てながら、美味しく仕上げるというものがほとんどです。
同じ日本に住んでいながらも言語も食文化も人種さえも違うアイヌの人々・・
当時のアイヌの人も、まさか自分たちの名前が、お菓子の名前に使われるなんて思ってもみなかったでしょうね。