さすらいの車上生活者のブログ

キャンピングカーで旅をしながら、日々の出来事や思ったことを記事にしています。

地震はなぜ予知できないのか?どうしておこるのか?

地震のことをもっと知りたい!

 

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こんにちはMASAです。

 

 

平成最後の今年も、あとわずか2ヶ月と少しになりましたね。 

 

今年は台風も猛威をふるいました。

そして北海道地震が、起きて1月半たちます。

今後も首都直下型地震、南海トラフ地震など大規模地震の可能性は十分に考えられます。

そして、1000年に一度といわれた東日本大震災から、もう少しで丸8年になります。

 

あの時は、津波で逃げ遅れた人がたくさんいました。

北海道地震でも土砂崩れによって、生き埋めにされた方もいらっしゃいます。

 

そこでふと疑問がでてきました・・・

 

科学力が発達した現在でも、地震は全く予測できないの?

 

もしある程度予測できるなら、準備もできるし逃げ遅れることはなかったのでは?

そんな疑問をもったので、今回調べてみることにしました。

 

 

POINT

1、地震はなぜ予測できないのか?

 

2、地震は何故おこるのか?

この2つの疑問を調べていきたいと思います。

 

 

地震予知はできない?

 

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調べてみると2015年ころ地震予知連絡会が、地震予知はできないとハッキリ言っています。

地震の研究に、年間数十億円の投資。

20年で約4300億円もの研究費を投じても、予知はできないまま、現在に至っています。

 

それはなぜか?

 

 

不確かな地震予知

 

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 2011年3月11日の東日本大震災。

あの時はこんな大きな地震が発生するとは、だれも思っていなかったといいます。

何故かというと、100年に1度この地域では地震がおきていましたが、いずれもマグニチュード7~8だったこともあります。

 

さらにこの海域のプレートは他の海域と違い、ゆっくりとずれるタイプのプレートなのです。

ゆっくりとずれれば、揺れも小さいものですみます。

大きくても震度3程度です。

 

しかしこの時のズレは、南北500キロ東西200キロもの大規模のプレートがズレて、そのズレた距離は27メートルにもなったそうです。

 

その結果、マグニチュード9.0という予想を大きく超える地震がおきてしまいました。

 

ゆっくりズレるプレートがあったというのは確かなのですが、今回はそのプレートのごく一部が(一部といってもすごく大きい)、速く大きくズレた為といわれています。

 

この結果からも地震予測はまだ不十分な事。

また海底が広すぎて、調査しきれないのだなということが予想できます。

 

 

ちなみにあの地震エネルギーを火薬に換算すると、広島原爆の3万2000個分だそう。

 

 

情報を公にすることへの責任問題

 

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調べて行くと根本的に情報を出せない理由は、他にもあるのではないかという疑問がでてきます。

それは地震予知情報を出すことによっての責任問題が大きいという事です。

 

仮に地震情報を流したとします。

そうなると避難しなくてはいけませんので、日常生活がすべてストップします。

 

すると学校での授業の遅れ、重要な仕事の先送り、株価の暴落等により大きな損失などありとあらゆる混乱がおこるでしょう。

 

そして地震情報のたびに日常生活において、いろいろなことが制限されます。

くるかどうかわからない地震のたびに避難していては、ストレスもたまります。

 

そして避難しても地震が来なかった場合・・・

 

矛先が地震予知連に向かうことは十分予想できます。

 

それを予知連は一番恐れているのではないかという事です。

 

現在では民間の企業でも、地震の予知研究をしビジネスとして成り立っています。

 

ましてや地震予知連ならば、国家レベルでの予算を投じているのですから、その研究成果はある程度あるのでは?などと考えてしまいます。

 

 

本当はある程度は地震予測できる・・・でも確実ではない。

さらに情報も不確かだけど持っている。

しかし情報を流してしまったら誰が責任とるんだ?

 

というところでしょうか。

 

ある本に書いてあったのですが、天気予報って、はずれてもだれも訴訟をおこしたりはしません。

地震情報もこの位の許容があれば、民間の企業も情報を出しやすいでしょうし、重要な生活の情報として成り立つのでは?とのことでした。

 

 

いろいろと問題はあるでしょう。
しかしたくさんの税金を使って研究しているのですから、予想が外れたときの非難を心配している事が、研究の妨げになっているのでは?

なんて事を思ってしまいます。

 

 

なぜ地震はおきるのか?

 

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プレートのひずみで、おきるんだよね。

なんてみんな知ってること書いても仕方ありません。

 

調べていてちょっと面白いの見つけたので。

 

ダム地震ってご存じですか?

 

昔アメリカで、3000メートルもの深い穴をほって、その穴に工場で出た廃液を入れてし処理してたんですって。

 

その地域はもともと地震なんておきないところだったのに、しばらくして地震が頻繁におきるようになったのだとか。

しかも3年で1000回以上!

 

その後日本でも、井戸に水を入れ地震がおきるのか実験したら、やっぱり地震がおきたんですって!

 

原因は水が地中に染みこんで、断層が湿ってしまいすべりやすくなることで、地震が頻繁におきるそうです。

 

この為、水がたくさんためてあるダムってわりと地震が多いんだって。

そう言われるとそんな気もするような、しないような・・・・

 

いまでは地震発生と水の存在は、深い関係があるという学者もかなりいるそう。

地震が発生するとき、必ずそこに水がある!

なんていう学者もいるくらい!

 

 

また、台風で大雨が降ると、地震がおきるっていう研究者もいます。

 

平成最後の今年は、台風がものすごい猛威をふるっていましたね。

北海道地震もあったことから、地震と水の関係って以外とあたってるのかも・・・

 

 

 

なんて(笑)

 

 

 

おわりに

 

 

いかがでしたか?

 

調べてみて科学の発達した現在でも、未だに全ての地震のメカニズムが解明されていないということがわかりました。

今後研究がすすみ、現在よりも予測の精度があがれば、天気予報のように情報公開ができる日がくるかもしれません。

 

そして時間がたつと災害って忘れがちになってしまいますが、いざというときの為に備えは万全にしておきたいものです。

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。