江戸時代は下水処理で、大もうけできる!?
こんにちはMASAです。
江戸時代って トイレのことを厠(かわや)ってよんでいました。
今回は、そんなかわやのちょっぴり汚いお話。
お食事中や苦手な人は、ご遠慮ください。
現代では水洗式のトイレで、用を足した後、水でジャーーっと流せばおわり!
そんな設備のない、江戸時代はどうしていたのか?
江戸時代の、うんちの処理ってどうしてたのか?
ふと疑問に思ったのです?
そりゃあ、畑の肥料にしてたんでしょ?
その通りです。
しかし、調べてみると、他にも使い道があったのです。
どんな使い道があったのか?
早速、見ていきましょう。
江戸時代は、肥料が足りない!?
先ほども言いましたが、
江戸の頃って、野菜とか育てるのにも、肥料が今のようになかったのです。
どうしていたのかというと
代わりに使っていたのが、うんちやおしっこですね。
糞尿で、よく作物が育つそうです。
しかし、農家の人のおしっこやうんちだけでは、量がたりないんです。
足りない分は、どうしていたのか?
うんちが、売れる時代!!
現代では普通、トイレの後始末って、トイレを使った人(家庭)がお金払いますよね。
下水使用料で請求されるのがそうです。
しかし、江戸時代は逆です!
江戸も現代も、お金の価値は一緒ですが、
江戸時代のうんちの価値だけは、現代と違います!
肥料が足りなかったので、うんちでお金がもらえるんです!
考えてみてください、自分の排泄物でお金がもらえるのです。
こんな楽な事ってありますでしょうか?
何もしないで、お金をもらうのと一緒です。
うんちを買うのは、肥料が足りない農家の人です。
足りない分の、うんちは買うしかなかったのですね。
野菜とうんちを交換してくれ!!
または、お金払うから、うんちくれ!
と言われるんです!
この頃に生まれていれば・・・
絶対楽できたのに・・・
そう思いますよね。
しかし・・・
強者が勝つのは世の常
しかし、そう思ったのもつかの間・・・
いつの世も、金の亡者はいるものです。
長屋(現代でいったら、アパートとかマンションです)に住んでいたら、うんちやおしっこは、全部大家さんのものなんですって。
マンションやアパートの住人の、うんちを売って大家さんは、大もうけしていたのです。
住んでる人は、自分がしたうんちでも、もう売ることができないんです。
そんな・・・
悲しい。
大家さんの年収が20両として、うんち売ると、倍の40両くらいにもなるそう。
現代で1両10万くらいですから、大きいですよね。
みんな皮肉で、大家の子供はうんちで育つんだって、言ったとか言わないとか。
そんな時代だったのです。
海外は、道路がトイレ?
この頃の海外のトイレは、どうだったのでしょうか?
ヨーロッパなどは、技術も進化していて水洗トイレになっているのかしら?
いえいえ、日本よりかなりやばかったのです。
なんと夜になると、みんな家の糞尿を、道路に投げ捨てていたんだとか!
道路はそこらじゅう、おしっこやうんちでいっぱい。
汚いし、くさいしでもう大変だったんです。
外を歩くと、必ずうんちを踏んづけていたでしょうね。
やばすぎです・・・
まとめ
いかがでしたか?
現代とは、全く事情もちがいますし、驚かされることばかりです。
こういう雑学ものを調べていると、人の技術の進歩スピードってすごいと思わされます。
水洗トイレのありがたみがわかります。
でも、自分が大家さんだったら、江戸時代は大分楽でしたでしょうね。
家賃収入のほかに、うんちでお金が手に入るんですから!
遊んで暮らせます。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。