さすらいの車上生活者のブログ

キャンピングカーで旅をしながら、日々の出来事や思ったことを記事にしています。

戊辰戦争のはじまり!会津×長州のゆくえは!?②

時代の中心へと向かう会津藩その行方とは!?

 

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パート2

ごめんなさい。要領悪くてこの回じゃ終わりません。

パート3までいきます。

 

 

こんにちはMASAです。

 

 

 

 

いよいよ会津が、日本の中枢へと絡んできますね。

それでは続きをどうぞ!

 

板ばさみの容保!?運命の分かれ道・・・

 

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うーーん、困ったぞどうしよう・・・

この時、容保さんは京都の警備を頼まれたんだけど、
本当は、お金ないし行きたくなかったんだよね。

 

そんな迷っているとき、ある人物が容保さんをたずねてきたんだ。

松平春嶽という人。

コイツが結構な、くせ者だったんだ。

京都にいってくれないかな?
(松平春嶽)

いやいや、金ないしさ、家来にも止められてるんだ。
だから行けないよ。

うーん、何とか京都に行かせたい。なにか良い方法はないかな・・・

あ、そうだ! コイツ先祖さまの言いつけは、なんでもいうこと聞くんだったな。
しめしめ、先祖さまの名前をだして、説得すれば言うこと聞くはずだ。

会津にお金がなくなって厳しくなろうと、私には関係ない。 
グフフ・・・

うーむ、ご先祖様の言いつけは守らないといけないな。
よし! 京都にいこう! 

ご先祖様のいいつけっていうのは、自分のお殿様の言うことは、きちんと聞くんだよっていう事。

どんなに大変でも守らなくちゃいけないんだ!
容保さんは、みんなに反対されても言うことを聞いたんだよ。
真面目だったんだね。

 

こうして容保さんは京都へ行くんだけど、会津藩のみんなは、(特に普通の農民とかね)あまりいい気はしなかったんだ。

だって、生活がもっと苦しくなってしまうから・・・

 

京都守護職に就く

 

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1862年 京都守護職就任

こうして京都守護職になった容保さん。

守護職には、あの新撰組もいたんだ。

 

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新撰組は強者ぞろいでしたから、京都の治安もだいぶ良くなりました。

こんな時、池田屋事件がおきたのですね。

 

1864年 7月8日池田屋事件

 

POINT

当時、尊皇攘夷派と公家合体派が仲が良くなかったのです。

そこで攘夷派が、京都を火事にして、天皇をさらっちゃおうという悪いことを考えました。

ここで活躍したのが新撰組、見事計画を阻止したのです。

 

しかしそこで怒ったのが、攘夷派の長州藩。

仕返しをしようと京都に乗り込みますが、会津と薩摩の活躍で負けてしまいます。

 

※この時は、まだ薩摩は味方だったの。

 

1864年 これが禁門の変です。 

 

この時に長州藩は、賊軍扱いされるのです。

鉄砲を、天皇の居る場所へ向けて撃ったからそう呼ばれました。

 

ここからですね、会津と長州が因縁めいてきたのは・・・ 

 

POINT

この頃、孝明天皇自身は会津、薩摩の考えを支持していたのです。 

長州藩は、天皇に黙って、天皇の取り巻き達とヒソヒソ何やら企んでいたのは、天皇も知っていたからです。

 

世が大きく変わろうとしていた

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最初薩摩は、会津と考えが一緒でともに戦っていたのです。

しかしこの頃、こう思い始めます。

うーむ、実は幕府にちょっと、不信感抱いてたんだよね。
俺らって、兵器とかお金もそれなりにあるし・・・
いつか狙われるかも・・・

(西郷隆盛)

やっぱりそう思う?
俺ら長州はさ、もう負け続きだし、何もかも失ったよね。
仲が良い藩もいないし・・・一人ぼっちよ。
(桂小五郎)

うん、だけど今更、君たちと仲良くできないよね。
いっぱいケンカしたし・・・
ただケンカは、もうしたくないよ。

うーん・・・

いやいや、日本を良くしようとするなら、ケンカなんて過去のことさ!
みんなで色々考えてさ、良くしていこうよ!
2人とも仲直りしよ!
(坂本龍馬)

そうだよね!

うんうん、仲良くしていこう。

ただやっぱり、天皇が政権を持った方が、上手くいくよね。

うん、幕府には悪いけど、それしかないね。
ただ俺らは、幕府とケンカはしたくないよ。
今まで一緒に戦ってきたんだしさ。

そりゃそうだよね。
言うこと素直に、聞いてくれるかな?

ちょっと聞いてみようよ。
穏便にいけばそれが一番いいもんね。

この時坂本龍馬の仲裁で、1866年 薩長同盟が誕生したのです。

 

このまえまで一緒に戦った薩摩が長州と仲良くするなんて・・・
会津藩にとっては複雑な気分だにゃ・・・

 

大政奉還と王政復古の大号令

 

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薩長同盟ができてすぐに、14代将軍家茂が亡くなり、そのあと15代に選ばれたのは徳川慶喜さんでした。

 

慶喜さん引退しなよ。

この時の徳川慶喜さんは、

天皇に政治の事を全てお任せします。
(徳川慶喜)

と、わりとあっさり権力を渡したのです。

ほっ、素直に聞いてくれてよかった。

お前ら、長州と薩摩が徳川を倒そうっていうのはわかってるんだ。
こっちも無駄な血は流したくないしな。

↑ 素直な裏では、こんなこと思ってました。 

1867年 大政奉還

 

 

大政奉還したものの・・・腹の中では・・・

まだ大丈夫だろ。
政治にも、ちょくちょく顔をだして、口をはさもう。
徳川はまだまだ滅びないぞ。

 

こう考えていたんですね。

 

そこで面白くないのが、薩長同盟のみなさん。

それはダメだろ。

そーだ、そーだ。

完全に引退しなさい。

 

こうして行われたのが、王政復古の大号令ですね。

徳川が力を持ったままだと、自分たちが狙われるし、やりたいことやれないから、徳川を徹底排除しようとしてたんです。 

 1868年 王政復古の大号令

 

鳥羽伏見の戦い

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王政復古の大号令で、徳川の権力をそごうとしてきます。 

オイオイ・・・それはひどいじゃないか!

慶喜はそう思いますが、事は穏便にすませたいもの。

まあ、しょうがないかと表向きは、言うとおりにします。

 

結局のところ引退とはいっても、まだ徳川の力が強すぎて、薩摩や長州は面白くなかったんですよね。

 

だから、天皇に土地も全部かえせ!

とか無理難題を言うようになったのです。

 

返しちゃうと、徳川は潰れます。

現代でいったら倒産です。

そうなったら、社員は全員路頭に迷いますよね?

 

それはやばいだろって事で、上辺だけ薩長にあわせていたのです。

 

慶喜は家来に

お前らつらいけど我慢しろよ? 

ってみんなに言ってたんですが・・・

 

 

みんな徳川を潰したくてしょうがありません。

 

 

ついに・・・

 

よし! いっちょ挑発いれるか!
やったれや!! 

 

と、ここで薩摩のみなさんの、先制攻撃がきます。

 

これには、旧徳川勢もだまってられません!

 

もう我慢できんわ!!
やったるで!!

 

みんな薩摩をゆるせなくて、ケンカしたくてしょうがありませんでした。

慶喜は、それでもケンカはダメ!といってきたのですが・・・

 

もう無理でした、こうして鳥羽伏見の戦いへと発展していくのです。

ぐへへ
先に仕掛けたのはお前らということにしてやる。

結果は徳川の惨敗

1868年 鳥羽伏見の戦い

徳川勢15000 薩長5000

 

どう見ても徳川圧勝かと思われますが・・・・

 

 

結果は燦々たるもの、3倍もの兵力差がありましたが、徳川は負けてしまいました。

兵器の差ともいわれていますが、いろいろな事が絡み合って大敗したのです。

 

慶喜もいざ戦争が始まったら、

やってやろうぜ!

と家来に檄を飛ばしていましたが・・・

 

決戦途中で、薩長軍が、天皇の旗を揚げてきたのです。

 

これは、天皇を敵にまわすということ。
この旗がでたことにより、旧徳川軍もびっくりしてしまったのです。

 

天皇とは敵対しちゃダメだよね・・・

これにより戦争はもうしない。

そう言って、徳川に味方しなくなる藩もでてきました。

 

これはやばいなあ

それまで慶喜は、戦争もしょうがないと家来に言ってきましたが、なんとここで、家来をおいて江戸に逃げてしまったのです。

 

 

そうなったら、家来もやる気がおきません。

そんなこんなで、負けてしまったのですね。

 

 

この慶喜という人、保身しか考えてないのかな・・・
こまったものだよ。
みんな徳川の為に戦ったのに・・・

 

江戸開城 300年に幕

 

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1868年 江戸無血開城

 

西郷隆盛と勝海舟の活躍により、江戸では一滴の血も流さずに多くの民衆の命が救われました。

 

この後・・・

 

 

東北の地でおこる血で血を洗う、大激戦とは裏腹に・・・

 

パート3につづく!